公称38万部のモーニング、ブラよろ作者に実売15万部程度だとバラされる

1 名前: チューリップ(関西地方)[sage] 投稿日:2009/04/12(日) 17:26:35.21 ID:eS/mkvtc ?PLT(12000) ポイント特典
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雑誌というのは、公称部数と実売部数というのが違います。

仮に公称100万部と言っている雑誌でも、それは100万部発行している雑誌というだけであって、
100万部売れている雑誌ではありません。
例えば僕の知っているA誌は公称38万部ですが、実売部数は15万部程度です。
刷っても半分も売れません。

僕の場合でいうと、雑誌の実売部数よりも、単行本の実売部数が上回っています。
言い換えれば、僕の単行本が売れることで、雑誌の宣伝になるというケースはあるかもしれませんが、
雑誌に載ることで、僕の単行本が売れるというケースはあまり見込めません。
近年は、様々な調査の結果、雑誌の読者と単行本の読者は、必ずしも一致しないことが分かってきました。
僕の「特攻の島」という作品も、雑誌上では読者アンケートで最下位を独走していますが、
単行本の売上げは雑誌内でダントツのトップです。

ちなみに、「累計100万部突破!!!!!!」などと単行本の帯に書いてある漫画でも、
必ずしも100万部売れている訳ではありません。
世の中には、ベストセラー倒産という言葉があるくらいで、刷っても全く売れない作品もあります。
僕の単行本も返本率が改善されなくてですね…。
(中略)
仮に1話24ページを30円で読者の皆さんに読んでいただいたとします。
雑誌に変わる作品の発表の場を、ホームページと位置づけると、雑誌の読者の5分の1の数の方が、
オンライン上の僕の漫画を読んでくだされば、現在の原稿料と同じ水準の利益を上げられます。

実際の読者の数は5分の1に減ってしまうかもしれませんが、採算が取れる可能性はあるかもしれないと思いました。
流通の問題も解消されますし、問屋さんを通す必要もなくなります。
本屋さんに並ばなくなるのはちょっと寂しいですが、頭の硬い出版社と関わる必要もなくなります。

http://satoshuho.com/index.html#blog
モーニング 講談社 377,750
http://www.j-magazine.or.jp/magdata/index.php?module=list&action=list&cat1cd=1&cat3cd=15&period_cd=3

佐藤先生多方面に喧嘩売りすぎです><