漫画原稿紛失、著者が小学館を提訴
最終回周辺の冷遇っぷりから小学館決別宣言までがどうも飛躍しすぎというか唐突に感じられてたんですけど裏でこういう事情が進行してたのね・・・だったら納得だわ。
とりあえず訴訟が綺麗に片付かないことには雷句先生も漫画家業再開できないでしょうし、少年サンデー自身も世間から冷ややかな目で見られ続けることは分かりきってるわけで、ここはみんなが幸せになるよう大企業のプライドを捨て早期に和解して欲しいっすね('A`)

しかし和解したところで心情的に小学館で再開ってわけにはいかないでしょうし、雷句先生があくまで少年誌にこだわるということなら移籍先は小学館出身者の多い講談社のマガジンというのが妥当なところだろうなあ。久米田先生といい今回の雷句先生といいサンデーへたするとそのうち某球団に対するカ○プみたいに他誌に主力作家を供給する存在になりかね(ry

あと個人的に気になるのはこの事件の編集部内の人事に与える影響。林編集長的にもここまで内部の問題が表沙汰になった以上引責問題は付きまとってくるわけで、50周年記念事業を花道に辞任する可能性も出てきたと思います。仮に交代したとして新編集長の雑誌運営方針如何ではまた「暗黒期」に逆戻りしかねないわけで・・・まあ仮定に仮定を重ねるのも無意味なのでここら辺で妄想は打ち止め。全てが杞憂に終わればいいね('A`)

(追記)雷句先生のブログにアップされてる陳述書が半端じゃない件について
陳述書から訴状まで含めて膨大な量の記事がアップされてるのでまだ全部には目を通してないんですが、雷句先生が連載中にサンデー編集部に対して抱いてきた不信感、怒り等様々な感情が赤裸々に綴られてた文章だけに読んでて結構くるものがありますね・・・訴訟の一当事者からの情報なので全部を鵜呑みにすることは出来ないにしてもそれでもあまりにひどすぎる・・・
あと陳述書内に椎名先生に対するコメントも。

   私の漫画家の先輩である。椎名高志先生が時折自身のブログにて担当編集者が担当している椎名先生の漫画を読んでいない事実や、訳の分からぬ担当編集者のネーム直しなどを書き、編集の不備を世間に出しています。
   私は実はこの行為はやるべきではないと思っていた。ぐっと耐えて、面白い漫画さえ出していれば良いと思った。

不満とかについても割と茶化して書くことの多い椎名先生ですが雷句先生と同様に色々思う部分あるんだろうなあと思うとなんでかこっちも泣けてきた。


('A`)