完成原稿速報更新&番外編 声優キャストについて語っちゃうよ

結構つっこんだキャラ説明まで交えて、声優が決まった経緯について書かれています。

平野さんは『アンパンマン』でコキンちゃんっていう役やってるってご存じですか? 鶴ひろみさん演じるドキンちゃんの妹なのよ(笑)。

別に「椎名アニメの主人公は鶴さんじゃなきゃやだ。薫も鶴さんで!」って声があったわけではないと思いますが、平野綾=鶴さんの妹ってことで正統な継承であることをファンに印象付けようとしたのかな(笑)薫ママあたりに鶴さん起用なら(ry
正直当初の二転三転したキャスト候補もどういう方が候補に上がっていたのか気になりますw

他に個人的におっと思ったのは嫁の解説のくだり。

10歳の葵は女として見られたいという気持ちと、その嫌悪感の間で揺れています。また、非常に高い能力を持っているにもかかわらず、他の二人にかなわないと感じていて、一人では役に立たないと思いこんでいる。それが大人になると知的でタフで、でも女性としても魅力的な、バランスのとれた人間になるのです。要するに成長する余地がはっきり見える子です。凛とした白石さんの声で演じていただけたら、今葵に足りないもの、やがて手に入れるものが感じられると思います。

太字強調のところが一番良く分かるのが2巻の長距離瞬間移動能力者の孤独と7巻の葵祭りですかね。
彼女の抱いているコンプレックスとその克服が描かれたこの2話を見るだけでも、十分に彼女の成長を感じる事が出来るわけで(「うちの力はみんなのためにあるんやもん」はそれを端的に表わした良いセリフ)、決して卑下することのない確固たる「自分」ってのが見え始めてると考えると彼女はもうすでに「子供」から「大人」へと成長のステージが移っているのかな。
まあその分胸の成長がないのはご愛好ということで(死)

制作のほうに関してはかなりキツキツみたいですが・・・本当にあんま準備期間なかったんだろうか・・・('A`)